vsqlでVerticaにログインする際にはスタートアップファイル(~/.vsqlrc)の記述内容が読み込まれます。
スタートアップファイルにあらかじめコマンドを記述しておくと、ログイン時にそれらのコマンドが自動で実行されます。

例えば、クエリの実行時間の表示はデフォルトでは無効になっているため、有効にしたい場合は、ログイン後に\timingを毎回実行する必要があります。
このような場合に、スタートアップファイルに\timingの記述を追加することで、ログイン時にコマンドが自動で実行されるため、\timingを毎回実行する必要がなくなります。

スタートアップファイルの編集方法

1)テキストエディタで.vsqlrcファイルを開きます。
※「~/」は「/home/dbadmin/」です。

2)vsqlでログイン時に自動で実行したいコマンドを記述し、保存します。
今回の例では\timingと記述します。

設定内容の動作確認

1)vsqlでVerticaにログインします。

2)任意のクエリを実行します。

なお、スタートアップファイルを読み込ませたくない場合は、vsqlでログイン時に「-X」オプションを使用します。
実行例)

参考情報

vsqlでSQLの実行時間を確認する方法
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/sql-exec-time/

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。