はじめに

Vertica7.2より、バックアップの正常性をチェックすることができます。有事に備えて取得した筈のバックアップが破損していると、データベースの復旧ができない事態に陥いるのでバックアップに問題がないか、チェックすることをお勧めします。

正常性の確認方法

バックアップの正常性を確認する方法には「quickモード」と「fullモード」の2つがあります。

quickモード

backup_manifestファイルの内容とバックアップディレクトリ構成を比較します。quickモードは、オブジェクト自体のチェックはしません。

■構文
$ vbr -t quick-check -c config.ini
オプション説明
-t quick-checkquickモードでバックアップのチェックを実行
-c config.iniバックアップの設定ファイルを指定

■実行例


fullモード

quickモードの内容にくわえて、backup_manifestファイルに記載されている全オブジェクトの状態をチェックします。fullモードは、以下の内容をチェックします。

・不完全な復元ポイント
・復元ポイントの損傷
・不足しているバックアップファイル
・参照されていないファイル

■構文
$ vbr -t full-check -c configfile.ini --report-file=path/filename
オプション説明
-t full-checkfullモードでバックアップのチェックを実行
-c configfile.iniバックアップの設定ファイルを指定
--report-file=path/filenamefull-checkのみ有効。実行結果を出力先するファイルを指定

■実行例


参考情報

バックアップ・リストアのまとめ記事
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/backup-restore-summary/

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 8.0で確認しています。