リソースマネージャー
Verticaのリソース管理は、リソースマネージャーによって行われます。クエリの実行、データロード、Move Out/Merge Outなどのあらゆる処理を実行する際に、VerticaはCPUやメモリ領域を使用します。各処理にはそれぞれ利用可能なリソースに関するルールが設定されており、リソースマネージャーが管理を行います。
リソースプール
リソースマネージャーによる各処理のCPUリソースやメモリリソースの管理は、リソースプールによっておこなわれます。リソースプールではVerticaの各処理が使用できるリソースの定義を行い、各処理で利用可能なメモリサイズやCPUの優先度を設定することで、クエリの同時実行や優先順位を制御することができます。リソースプールには大きく分けて、「定義済みのリソースプール」と「ユーザ定義のリソースプール」があります。
検証バージョンについて
この記事の内容はVertica 12.0で確認しています。更新履歴
2023/05/15 Vertica12.0用に改訂2016/07/13 本記事を公開
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