はじめに

Verticaでは業界標準の「SQL99」に準拠しているため、汎用的な関数をそのままお使い頂くことが可能です。
この記事では日付データの扱い方について関数を使用した例をご紹介します。

関数を使用して日付の差分を取得する場合

以下のようにDATEDIFF関数を利用することで差分を求めることができます。

例1:今日(8/6)から1/1の日付の差分を取得する場合

以下例のようにVerticaではTO_DATE関数も利用できるので、文字型の日付データを扱う場合には参考にしてください。

例2:今月末(8/31)から1/1の日付の差分を取得する場合

CURRENT_DATEにLAST_DAY関数を組み合わせると当月の最終日を取得できます。

加算・減算などの計算式を用いて算出する場合

関数を使用せずとも「+」や「-」を使用することで日付を加算、減算することが可能です。

例1:今日(8/6)から14日後の日付を取得する場合

以下SQL文でも同様の結果を得られます。

例2:今月末(8/31)から1000日前の日付の取得する場合

以下SQL文でも同様の結果を得られます。

まとめ

上記の通り一般的なSQL/関数を用いてデータを操作することができます。また、JDBC/ODBC/ADO.netなどの各ドライバにも対応しているため、BIツールやETLツールとの連携もスムーズです。

汎用データベースとの関数互換表などもご用意していますので、是非Verticaをお試しください。ダウンロードはこちらから。

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検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。