はじめに

単一ノードのVertica環境では、自動起動の初期設定は無効です。
自動起動を有効にする場合は、「admintools」を使用して設定を変更する必要があります。

admintoolsを起動

はじめにadmintoolsを起動します。

Configuration Menuを選択

メインメニューから「6 Configuration Menu」を選択します。

002_startpolicy

Set Restart Policyを選択

Configuration Menuから「4 Set Restart Policy」を選択します。

003_startpolicy

対象データベースを選択

自動起動ポリシーを変更するデータベースを選択します。
ここでは例として「testdb」を選択します。

004_startpolicy

ポリシーを変更

デフォルトではポリシーが「ksafe」になっています。

005_startpolicy

「always」を選択することで自動起動が有効化されます。

006_startpolicy

設定変更が完了したことを確認します。

007_startpolicy

なお、それぞれのパラメータ値の意味は以下のとおりです。
モード名意味
Never自動起動しない
K-Safeデータベースクラスタが起動した際に自動的に再開される
※デフォルト設定
Always単一データベースは自動的に再起動される

設定変更後の動作確認

OSやサービス再起動後にデータベースが自動起動されるか確認をします。
以下はサービスからの停止例です。

データベースが起動状態であることが分かります。

008_startpolicy

参考情報

Setting the Restart Policy
https://my.vertica.com/docs/9.1.x/HTML/index.htm#Authoring/AdministratorsGuide/AdminTools/SettingTheRestartPolicy.htm

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。