はじめに

今までは、GUIでSQL文を実行する場合はサードパーティ製の開発ツールを利用する必要がありましたが、Vertica8.1からはManagement ConsoleでSQL文を実行できるようになりました。

SQL文の実行方法

Management Consoleの「Query Execution」メニューより、SQL文の実行ができます。


各項目の説明は、以下のとおりです。
項番機能名説明
1Query History過去に実行したSQL文の履歴が表示されます。実行したいSQL文を選択すると、「Editor」に貼り付けることができます。
2Format the SQLtextSQL文に改行やインデントを追加して、見やすいように整形することができます。
3Import SQL Scriptテキストファイルに書かれたSQL文を「Editor」に貼り付けることができます。テキストファイルのSQL文を実行したい場合に利用します。
4Open a new Query Runner page「Query Runner」のページを別ウィンドウで開きます。現在の「Editor」に書かれたSQL文を残しておき、別のSQL文を実行したい場合に利用します。
5Clear the editor and results area「Editor」と「Query Results」に表示されている内容をすべてクリアします。
6Execution options出力する実行件数を制御できます。出力件数を絞りたい場合に利用します。
7Editor実行したいSQL文を入力します。
8Execute Query「Editor」に入力されているSQL文を実行します。
9Query Results実行したSQL文の結果が出力されます。
10Query PlanSQL文の実行計画が確認できます。
11Query ProfileSQL文のプロファイルが確認できます。
12Export Data実行結果をファイルに出力します。
13Auto-Resize all colmunsカラム幅の自動変更をおこない、実行結果を見やすいように調整できます。
14Search query results実行結果から、特定の結果を検索できます。想定している結果が出力されているか、確認する場合に利用します。


検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。