はじめに

本記事では、Management Consoleで変更可能な設定の概要をご紹介いたします。

Management Consoleによって、データベースのパラメータの変更や、SNMP通知設定、リソースプールの作成などがGUIで簡単にできます。

Management Consoleで変更可能な設定の概要

1.画面下段にあるメニューから「Settings」を選択します。



2.画面左にあるそれぞれの項目でどのようなことが設定可能か概要をご紹介します。



項目名説明
①Generalクライアントの同時接続の最大数や行数カウントの間隔など、
データベースの主なパラメータを設定できます。

クライアントの同時接続最大数の変更方法は以下の記事をご参照ください。
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/setpara/
②Tuple MoverMergeoutやMoveoutの間隔を設定することができます。

Tuple Moverの詳細は以下の記事をご参照ください。
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/moveout-mergeout/
③Epoch MgmtEpochのパラメータを変更することができます。

Epochの概要は以下の記事をご参照ください。
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/epoch/
④Monitoringシステムの監視に関する、以下のような設定を行うことができます。
・SNMPトラップの対象イベントや、通知の送り先
・システムログの対象のイベントやシステム
⑤Passwordデータベースのパスワードを変更することができます。
⑥Profilingデータベース全体に対して、実行エンジン、クエリ、セッションへの
プロファイリングの有効/無効を設定できます。
⑦Snapshotスナップショットの保持期間を設定できます。
⑧I18Nロケールやエスケープ文字など、I18Nに関して設定変更できます。
⑨License購入したライセンスをアップロードすることができます。
⑩Resource Poolsリソースプールのパラメータ変更や、リソースプールの新規作成および
削除を行うことができます。
⑪Thresholdsシステムの状態を監視するための、しきい値を設定することが可能です。
チェックの間隔や、アラートの優先度も設定できます。

設定の具体的な方法は以下のURLをご参照ください。
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/management-console-change-threshold/

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。