はじめに

本記事では、Administration ToolsとManagement Consoleで利用可能な機能について、ご紹介します。

利用可能な機能について

データベース管理作業の多くはAdministration Tools上で実施できますが、Management Consoleでは、より多くのことを視覚的に行えます。以下の表は、Administration ToolsとManagement Consoleで利用可能な機能を比較したものです。
項番機能名Management ConsoleAdministration Tools
1Web UIの提供×
2単一、複数データベースの管理と監視×
3異なるクラスタの複数データベースの管理
4データベースクラスタの状態確認
5複数クラスタの状態確認×
6データベースへの接続
7既存データベースの起動/停止
8ホスト上のVerticaの起動/停止
9ホスト上のVerticaプロセスの強制停止×
10単一、複数データベースの作成
11データベースの参照
12監視中のデータベースを監視対象から除外×
13データベースの削除
14物理スキーマデザインの作成(Database Designer)
15物理スキーマデザインの変更(Database Designer)
16再起動ポリシーの設定×
17Last Good Epochへのロールバック×
18クラスタの管理(追加/置換え/削除)
19ノード間のリバランス実行
20データベース・パラメータの動的変更×
21リソース使用に関連するデータベースアクティビティの表示×
22アラートとメッセージの表示×
23現在のデータベースサイズと使用統計の表示×
24時系列のデータベースサイズと使用統計の表示×
25ライセンスファイルのアップロード/アップグレード
26ログイン時にライセンス違反の警告表示
27ユーザーやユーザー情報の作成/編集/管理/削除×
28LDAPによるユーザー認証
29ロールによるユーザーアクセスの管理×
30MCユーザーとVerticaデータベースのマッピング×
31MC、データベースへのユーザーアクセスの有効化/無効化×
32データベース上のユーザーアクティビティ監査×
33ロールによるユーザーが使用できない機能の非表示化×
34新しいユーザー(非LDAP)のパスワードを生成×


参考情報

Administration Tools and Management Console
https://www.vertica.com/docs/9.2.x/HTML/Content/Authoring/ManagementConsole/AdministrationToolsAndManagementConsole.htm

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.2で確認しています。

更新履歴

2019/11/04 本記事を公開