はじめに

vertica.logはLinuxのlogrotateにより、ログのローテートが行われます。
デフォルトでは1日1回ログファイルのサイズがチェックされ、10MBを超えている場合はローテートされます。
10MBを超えない場合も、週次で自動的にローテートされます。保存されるアーカイブは52世代数です。

本記事では、ログローテート設定をデフォルトから変更する方法をご紹介します。

vertica.logのローテート設定を変更する方法

ローテートの設定はadmintoolsコマンドで行います。


ログローテートの設定は以下のファイルで確認することができます。
/opt/vertica/config/logrotate/データベース名


注意点

dbLogもvertica.logと同様にLinuxのlogrotateによりローテートされています。そのため、この方法で設定を変更した場合、dbLogのローテート設定にも反映されます。
※デフォルトだとdbLogはファイルサイズのチェックは行われませんが、-sオプションでサイズを指定した場合、dbLogもファイルサイズのチェックが行われるようになります

参考情報

Verticaの各種ログファイル
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/logfiles/

検証バージョン

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。