はじめに

Vertica8.1からFlex Tableの新機能として、ロードした結果をCREATE TABLE AS SELECTで複製できるようになりました。
この記事ではこの拡張機能の利用手順をご紹介します。

<参考記事>
JSONデータをVerticaのテーブルにロードする方法(Flex Table 基本編)
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/flex_table_data_road/


Flex TableをCREATE TABLE AS SELECTする手順

以下の構文でFlex Tableを作成します。


ロード対象のJSONファイルを確認します。



JSONデータをロードします。



ロードデータを確認します。



CREATE TABLE AS SELECTで他のテーブルにデータを複製します。



新規作成したmountains_fullテーブルに対して検索を行います。
通常のSQL文でデータを検索できることを確認できました。




サポート対象外のSQL

2017年6月時点で、Flex Tbaleでは以下のSQLがサポートされておりません。ご注意ください。
・CREATE TABLE flex_table LIKE…
・SELECT INTO
・UPDATE
・MERGE


参考情報

Creating Flex Tables
https://my.vertica.com/docs/8.1.x/HTML/index.htm#Authoring/FlexTables/CreatingFlexTables.htm

※「Creating Columnar Tables from Flex Tables」パートをご参照ください。


検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 8.1で確認しています。