実行されたSQLを確認する方法

Verticaで、実行されたSQLを確認するには、以下の2種類の方法があります。

・vertica.log を参照する
・システムテーブルを参照する

本記事では、システムテーブルを参照する方法をご紹介します。
システムテーブルから実行されたSQLを確認することにより、実行時間が長いSQLのランキング表示や、監査に利用することができます。

システムテーブルの参照SQL例

以下の例では、過去1分間に実行されたSQLを参照します。

SQL実行経過時間(ミリ秒)の列でソートすることにより長時間実行されたSQLを参照したり、
SQL実行開始時刻、DBユーザー名、クライアントホスト名、SQL文の列から「いつ」「誰が」「どこから」「何を」といった情報を参照できます。

システムテーブル参照の実行例

上述のSQLでシステムテーブルを参照した場合の例をご紹介します。

参照結果をCSV出力する場合は、下記記事をご参照ください。

・SELECT結果をCSV出力する方法
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/csv-output/

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.2で確認しています。

更新履歴

2019/08/01 検証バージョンを9.2に変更
2016/03/09 本記事を公開