はじめに

Verticaでは、データベースの可用性をK-Safety によって設定することができます。
Verticaの可用性やK-Safetyにつきましては、以下の記事をご確認ください。

Verticaの可用性機能
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/data_fault_tolerant/

本記事では、現在のVerticaの可用性設定を確認する方法をご紹介します。

Verticaの可用性設定を確認する方法

Verticaの可用性設定は、systemシステムテーブルのcurrent_fault_tolerance列で確認することができます。
current_fault_tolerance列に返される結果は、現在設定されているK-Safetyの値です。

以下の例ではcurrent_fault_toleranceが「1」であることを確認できますので、可用性の設定が有効であることを確認することができます。

Verticaの可用性設定が無効な場合

3ノード以上の構成において、current_fault_toleranceの値が「0」であったり、データベースへのログイン時に以下のようなが発生する場合、可用性設定が無効な状態を示しています。

例えば、Database Designerによるプロジェクションの最適化やプロジェクションチューニング時に誤ってK-Safetyを「0」に設定し処理を実行してまった時等に、上記のような状態に陥る可能性があります。

検証バージョン

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。