はじめに

Verticaでクライアント認証を実装することにより、様々な認証方式を設定してVerticaへの接続をセキュアに行うことができます。
今回は、ハッシュ認証による接続を例にご案内します。

実施手順

以下に、リモートクライアントからハッシュ認証方式で接続する手順を記載します。
この方式では、ログイン時パスワードがハッシュ化されるため、通常よりパスワード流出のリスクを低減できます。

事前設定

接続確認

今回はハッシュ方式によるログインの実施手順をご案内しましたが、LDAPやTLS等、その他さまざまな認証方式も設定可能ですので、詳細はマニュアルをご確認ください。

参考

Implementing Client Authentication
https://www.vertica.com/docs/10.0.x/HTML/Content/Authoring/Security/ClientAuth/ImplementingClientAuthentication.htm#IPv4

DBADMIN Authentication Access

https://www.vertica.com/docs/10.0.x/HTML/Content/Authoring/Security/ClientAuth/PreservingDBADMINAuthenticationAccess.htm


検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 10.0で確認しています。

更新履歴

2020/12/03 本記事を公開