はじめに

Verticaをセットアップすると、幾つかのOSパラメータが自動的に変更されます。
VerticaサーバにVerticaソフトウェアだけをセットアップするならば特に意識する必要はありません。
しかし、他のソフトウェア(ジョブ管理ソフト、バックアップソフト、アンチウィルスソフトなど)をセットアップする場合、それらのソフトウェアとVerticaの要件が同一のOSパラメータ上で競合する可能性があります。
そのような場合には、大きい方の値を採用するといったように適切な値をご検討ください。

Verticaが自動的に行う設定

具体的なパラメータ設定内容を以下に記載します。

/etc/sysctl.conf系の設定

Verticaが要求する各種パラメータとその設定値は以下のようになっています。

パラメータVerticaが要求する値備考
vm.min_free_kbytes4096以上
または以下の計算式で算出された値を代入します。
MemTotal x 16 の平方根
具体的な算出方法は(*1)を参照ください。
kernel.pid_max524288以上
fs.file-max65536以上
vm.max_map_countRAMサイズ(KB)を16で割った値、かつ65536以上

(*1) 具体的には、以下のスクリプトで算出されます。
memtot=grep MemTotal /proc/meminfo | awk '{printf "%.0f",$2}'
echo “scale=0;sqrt ($memtot*16)” | bc

/etc/security/limits.conf系の設定

Verticaが要求する各種パラメータとその設定値は以下のようになっています。
カテゴリVerticaが要求する値備考
NICE値の設定dbadmin - nice 0
Openファイルの制限dbadmin - as unlimited65536以上、またはRAMサイズ(MB)の量
ユーザアドレス空間の制限dbadmin - as unlimited無制限
ユーザファイルサイズの制限dbadmin - fsize unlimited無制限
ユーザプロセスの制限dbadmin - nproc 4096RAMサイズ(MB)の量かつ1024以上


PAM制限

カテゴリ推奨値備考
suコマンド利用時の設定session required pam_limits.so



検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 8.1で確認しています。