はじめに

Vertica9.2.1から、テーブルに列を追加するとき、そのテーブルに関連するすべてのプロジェクションに同時に追加できるようになりました。過去のバージョンでは、スーパープロジェクション以外のプロジェクションに反映するためには、手動で再作成する必要がありました。

構文

ALL PROJECTIONS オプションを指定することで、すべてのプロジェクションに列を追加できます。


実行例

ALL PROJECTIONS の指定による動作の違いについて、ご紹介します。

ALL PROJECTIONS を指定しない場合(デフォルト)

テーブルに列を追加した場合は、スーパープロジェクションのみに追加します。


ALL PROJECTIONS を指定した場合

テーブルに列を追加した場合は、すべてのプロジェクションに追加します。


参考情報

ALTER TABLE
https://www.vertica.com/docs/9.2.x/HTML/Content/Authoring/SQLReferenceManual/Statements/ALTERTABLE.htm

列追加/削除時のエラーを回避する方法(Vertica9.2新機能)
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/column_exists/

テーブルの任意の位置に列を追加する方法
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/table_add_column/

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.2で確認しています。

更新履歴

2019/07/22 本記事を公開