はじめに

COPYコマンドは、CSVデータ内の改行を1レコードの終端文字として扱います。

以下のCSVデータは2レコード目に改行が含まれています。
このCSVデータをデータロードしようとした場合、4レコードのデータが存在するとみなされ、3レコード目がエラーになります。

本記事では、上記の2レコード目をデータロードする方法をご紹介します。

改行データのロード方法

CSVデータ内の改行もデータとしてデータロードする場合は、RECORD TERMINATORパラメータを使用してレコード終端文字を指定します。

構文

実行例

以下の例は、レコード終端文字をセミコロン「;」としています。

【CSVデータの内容】

【COPYコマンドの実行】

【データロード結果の確認】

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。

更新履歴

2021/06/25 項目名を「改行データのロード方法」に修正
2017/02/16 本記事を公開