はじめに
テーブルを作成しデータロードした後に1回はスーパープロジェクションの最適化を実行する必要があります。スーパープロジェクションの最適化を実施したか不明な場合、以下の方法で確認することができます。
スーパープロジェクションとは何か、また最適化の方法については、以下の記事を参照ください。
・プロジェクションの概要
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/projection-description/
・Management Consoleを利用したDatabase Designerの実行手順
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/execute-database-designer-using-management-console/
・admintoolsを利用したDatabase Designerの実行手順
http://vertica-tech.ashisuto.co.jp/execute-database-designer-using-admintools/
参照するシステムテーブル
プロジェクションの状態を確認するには、PROJECTIONSシステムテーブルを参照します。カラム名と意味は以下のとおりです。PROJECTIONSシステムテーブル
プロジェクションの状態を確認できます。列名 | 概要 |
---|---|
ANCHOR_TABLE_NAME | プロジェクションのテーブル名 |
PROJECTION_NAME | プロジェクション名 |
IS_SUPER_PROJECTION | スーパープロジェクションの有無 t : スーパープロジェクションである f : スーパープロジェクションではない |
CREATE_TYPE | プロジェクションの作成方法。 CREATE PROJECTION: 手動で作成された最適化プロジェクションです。 DELAYED CREATION: データがロードされた時に自動的に作成された最適化されていない スーパープロジェクションです。 DESIGNER: Database Designerで新しく作成された最適化プロジェクションです。 |
確認方法
スーパープロジェクションが最適化されているか確認する方法
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■プロジェクションの状態を確認します dbadmin=> select anchor_table_name,projection_name,is_super_projection,create_type from projections; anchor_table_name | projection_name | is_super_projection | create_type -------------------+-----------------+---------------------+------------------ test_tbl | test_tbl_super | t | DELAYED CREATION create_type:「DELAYED CREATION」はデータがロードされた時に自動的に作成された最適化されていないスーパープロジェクションですので最適化を行う必要があります。 ■スーパープロジェクションの最適化後にプロジェクションの状態を確認します dbadmin=> select anchor_table_name,projection_name,is_super_projection,create_type from projections; anchor_table_name | projection_name | is_super_projection | create_type -------------------+----------------------------------+---------------------+------------- test_tbl | test_tbl_DBD_1_rep_dbd1_node0001 | t | DESIGNER create_type:「DESIGNER」はDatabase Designerで新しく作成された最適化プロジェクションです。 |
検証バージョンについて
この記事の内容はVertica 9.1で確認しています。- 投稿タグ
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