はじめに

文字列を連結する方法(関数)はデータベースの種類やバージョンにより異なります。
本記事では、Verticaで文字列を連結する以下の2種類の方法をご紹介します。

・CONCAT関数を使用する
・「||」(パイプ)を使用する

CONCAT関数を使用する

CONCAT関数を使用することで文字列を連結させることができます。
3つ以上の文字を連結する場合は、CONCAT関数を入れ子にします。
以下に使用例を記載します。

2つの文字列を連結した場合


3つの文字列を連結した場合

「||」(パイプ)を使用する

CONCAT関数の代わりに「||」(パイプ)を使用することも可能です。
パイプを使用した場合は、3つ以上の文字列であってもそのまま連結することが可能です。

2つの文字列を連結した場合

3つの文字列を連結した場合

参考情報

CONCAT
https://docs.vertica.com/12.0.x/en/sql-reference/functions/data-type-specific-functions/string-functions/concat/

String concatenation operators
https://docs.vertica.com/12.0.x/en/sql-reference/language-elements/operators/string-concatenation-operators/

検証バージョンについて

この記事の内容はVertica 12.0で確認しています。

更新履歴

2023/06/21 タイトルを変更、CONCAT関数の実行例を追加、文章構成を変更、
         Vertica12.0用に検証バージョンを修正
2015/11/19 本記事を公開