目次
はじめに
単一ノードのVertica環境では、自動起動の初期設定は無効です。自動起動を有効にする場合は、「admintools」を使用して設定を変更する必要があります。
admintoolsを起動
はじめにadmintoolsを起動します。
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$ admintools |
Configuration Menuを選択
メインメニューから「6 Configuration Menu」を選択します。Set Restart Policyを選択
Configuration Menuから「4 Set Restart Policy」を選択します。対象データベースを選択
自動起動ポリシーを変更するデータベースを選択します。ここでは例として「testdb」を選択します。
ポリシーを変更
デフォルトではポリシーが「ksafe」になっています。「always」を選択することで自動起動が有効化されます。
設定変更が完了したことを確認します。
なお、それぞれのパラメータ値の意味は以下のとおりです。
モード名 | 意味 |
---|---|
Never | 自動起動しない |
K-Safe | データベースクラスタが起動した際に自動的に再開される ※デフォルト設定 |
Always | 単一データベースは自動的に再起動される |
設定変更後の動作確認
OSやサービス再起動後にデータベースが自動起動されるか確認をします。以下はサービスからの停止例です。
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停止 # /etc/init.d/vertica stop # /etc/init.d/vertica_agent stop # /etc/init.d/vertica-consoled stop |
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起動 # /etc/init.d/vertica start # /etc/init.d/vertica_agent start # /etc/init.d/vertica-consoled start |
参考情報
Setting the Restart Policyhttps://my.vertica.com/docs/9.1.x/HTML/index.htm#Authoring/AdministratorsGuide/AdminTools/SettingTheRestartPolicy.htm