コメント表示対応の注意点
Verticaではテーブル名とテーブルカラム名に対して、ダブルバイト文字を含めたコメントを付与できます。しかし、WebFOCUSではコメントを使用したシノニムを自動で作成することができないため、コメントを付与したい場合は、手動での追加対応を行ってください。
対応方法
WebFOCUSでは、Verticaのテーブル名とテーブルカラム名のコメントを使用したい場合は、DESCRIPTIONを追記して対応します。(※)DESCRIPTIONとは、マスターファイル内のフィールドにコメントおよび他の説明を追加するためのパラメータです。
DESCRIPTIONを追記する方法
【修正前】FIELDNAME=COL1, ALIAS=COL1, USAGE=A10V, ACTUAL=A10VB, MISSING=ON, $
【修正後】
FIELDNAME=COL1, ALIAS=COL1, USAGE=A10V, ACTUAL=A10VB, MISSING=ON,
DESCRIPTION=’カラム1′, $
DESCRIPTION=’カラム1′, $
注意点
レポートを作成する際にDESCRIPTIONを表示したい場合は、DESCRIPTIONを表示できるように設定を変更する必要がありますので、ご利用の機能に合わせて、下記の設定変更を行ってください。App Studioの設定変更手順
1.App Studioでレポート作成画面を開きます。2.オブジェクトインスペクタの「フィールド」タブを選択します。
3.オブジェクトインスペクタ内の空白を右クリックし、「ツリー表示」を選択します。
4.オブジェクトインスペクタ内の空白を右クリックし、「説明の表示」を選択します。
InfoAssistの設定変更手順
1.InfoAssistでレポート作成画面を開きます。2.画面上部の「表示」タブを選択します。
3.「論理」アイコンの▼(下矢印)クリックし、「説明」を選択します。
検証バージョンについて
この記事の内容はWebFOCUS 8.2.06 で確認しています。更新履歴
2020/05/07 本記事を公開2020/05/25 各対応方法の注意点、App Studioの設定変更手順を追記
2020/05/26 タイトル、各項目の内容を追記